32条について。


通院医療費公費負担制度(通称:32条)は、
2006年4月01日から施行された”障害者自立支援法”により
廃止されました。今後(当面は)「自立支援医療制度」となります。

「自立支援医療費制度」についてはこちら。(2006/04/21)







-------------------------------------------以下、過去の遺産
精神科の通院は長引きますので、経済的負担もバカになりません。
そこで通院している皆が利用しているのが、「通院医療費公費負担制度」。
通称「32条」と呼ばれています。

32条とは?
メリットは?
有効期限は?
申請は?
プライバシーは?
更新について
変更の届出

1.32条とは?精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第32条に
基づくもので、精神疾患の治療のために医療機関に
通院している方を対象にその医療費を公費で負担する
制度です。(入院には適用されません。)

鬱、人格障害等、全ての精神疾患が対象になります。
2.メリットは?この制度を利用した場合、原則自己負担が5%になります。
【社会保険に加入している方】
5%負担となります。
(東京都では、例外として20歳以上で区市町村民税が
非課税の場合0割負担となります。)
【国民健康保険の被保険者】
0割負担の都府県が増えています。(東京都は、0割です。)
詳しくは、区市町村役所までお問い合わせ下さい。

つまり今までの1500円程の治療代が、200円とかになります。
(私の昨日の治療費は70円でした。笑)
あ、薬も5%になります。
3.有効期限は?申請が承認されると、申請受付日から2年間有効となります。
継続の申請を行い承認されれば、引き続き2年間
この制度を受けることができます。

更新は、有効期限の3ヶ月前から申請できます。
4.申請は?所定の申請書と所定の診断書が必要です。
どちらも病院にあることが多いので、まずは「32条の申請を
したいんですけれど」と窓口のお姉さん、又は主治医に
言ってみてください。
(用紙が病院になかった場合は、市町村役所にあります。)
診断書は主治医に書いてもらいます。
診断書を書いてもらうのに2000円〜5000円程かかりますが、
後々の負担額を考えれば安いと思います。

そして印鑑・保険書・申請書・診断書を持って、
自分の居住地の役所に行きます。
(2002年4月から申請場所が、保健所から市町村に
変わりました。しかし東京都では、区によって
保健センターで受付しているところも
あるようです。一度電話で確かめてみてください。)
それで全て完了です。
(私は申請は自分でやりましたが、病院で代行してくれる
ところの方が多いみたいです。)
5.プライバシーは?申請したことによって自分の病気が会社や学校に
ばれるんじゃないか、車の免許が取れなくなるのでは
ないか、って心配ですよね。
でも大丈夫です。今までそのことによって不利益を
得たという人の話は聞いたことがありません。
保健所のおじさんも大丈夫だって言っていましたよ。

更新について

更新は、有効期限の3ヶ月前から申請できます。
必要な書類は、所定の申請書・診断書と現在交付されている
患者票です。有効期限が3ヶ月以上残っている時には、
患者票は必要ありません。
(患者票は保健所から病院に送付されています。
病院にありますので、受付で尋ねてみて下さいね。)

変更の届出住所・氏名・通院している医療機関等に変更があった
場合には、現在交付されている患者票を添付して、
居住地の市町村役所(住所が変わったときには、
新たな居住地の市町村役所)へ
届け出てください。所定の変更届を提出して完了です。

精神障害者と家族のための生活・医療・福祉制度のすべてQ&A
森谷 康文 杉本 豊和 ゆうゆう編集部
萌文社 (2005/03)
持っていると何かと便利な一冊。
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