サユリさんの場合
(「
My Precious Memories
」の管理人さん。)
Q1:どういうきっかけで病院に通い始めましたか?
高校生の頃から情緒不安定で不安発作などを起こしていて、それは東京へ出て来ても変わりませんでした。
専門学校に通い、彼氏と一緒に暮らして居る時に、あまりに症状が酷いあたしを見かねた彼に奨められて
一緒に病院へ行きました。
Q2:何か当時のこと(状況など)について話せるエピソードがあればお願いします。
とにかく怖くて堪らなくて。毎日のように不安発作を起こして居ました。
動悸、息切れ、幻聴、幻覚、解離、人格交代などが主な症状でした。
学校にもあまり通えずに、家事もあまり出来なくて只彼氏の帰りを待っているだけの日々でした。
彼氏があたしにとっての全てでした。当時も、今でも。
彼氏が居たから、あたしの全てを受け入れてくれたから、今まで生きて来れた。
しかし彼氏も体調を崩してしまった為、彼氏の親の強い意思により一緒に暮らすのを
断念せざるを得ませんでした。あたしは専門学校を退学し、実家へ戻るコトになりました。当時は本当に絶望、でした。
Q3:病院はどうやって探しましたか?また何故そこに決めましたか?
情報誌に鬱についての特集があって、其処を読んで居たら紹介されて居たのが、
家から歩いて10分もかからないような近くの病院だったので、雑誌に載る程有名なら・・・と想い、其処の病院に決めました。
実家に戻ってからは、母親の強い希望で(多分良い噂を聞いたんだと想います)隣町の心療内科に通い始めました。
読者の方へ何かアドバイス等やメッセージがあれば
精神科や心療内科などの病院に行くのは、とても勇気の要るコトだと想います。
でも行ってみたら普通の病院と何も変わりませんでした。同時期に通ってた産婦人科の方が緊張するくらい。
だから気楽に予約の電話をかけてみて大丈夫だと想います。
でもあまり期待せずに病院には行った方が良いかもしれません。
病院にもよるとは想うのですが、あたしの今まで通って来た病院は決して「優しい」とは言えませんでした。
}待合室や看護士さん達はとても温かい雰囲気なのですが、診察時には冷静に観察されて居る感じを受けました。
「辛かったね」の一言も無く、淡々と過ぎて行く質問と会話。先生は立場上多分あまり患者に想い入れ過ぎないように、
共感し過ぎたりしないようになさっているのだと想います。でもそういった会話で、
自分の中で新たに見える部分もあったりするので、それはそれで良いのかな、と最近は想っています。
でもそれに慣れるまでには大分時間が掛かりました。多分あたしが病院へ行けば、
きっと今より状況は絶対に良くなるし、助かるはずだと強く想い過ぎて居たからかもしれません。
病院へ行けば、全てが解決する訳では無いのです。全てが始まるだけなのです。
お医者様は魔法使いではありません。自分で立ち上がって歩いていく、
その手助けをしてくれるだけの存在なのだと想います。「優しさ」を求めるならカウンセリングが良いと想います。
あたしは現在通ってる病院のカウンセリングを受けていますが、話を聞いて貰ってたまに相槌を打って貰って
「辛いですよね」「大変だと想います」等と言葉を掛けて貰えると、少し気持ちも楽になります。
兎に角、何もしないよりは動いた方が確実に何かが変わって行きます。
病院嫌いなあたしですが、やはり病院に通って居て良かったと想うコトもあります。
一人で抱え込まないで下さい。病気を認めるのは怖いコトかもしれないけど、
認めなければ立ち向かって行くコトも出来ません。あなたは一人ではありません。一緒に、立ち向かって行きましょう。
himeより。ワタシも病院に通うことが「スタート、始まり」だと思います。
自分に”気付き”を与えてくれるもの、私はそれを求めて病院に通っている気がします。
期待しすぎると逆にショックを受ける、というのも同感。2005/08/04