takumaさんの場合


(「R-UTU」の管理人さん。)

Q1:どういうきっかけで病院に通い始めましたか?

私は会社を辞めて(その当時から既に鬱だったと今は思います。)アルバイトなどをして過ごしていたのですが、
会社を辞めたことを毎日のように後悔し、また今後の人生にもまるで先が見えず、
どんどん追い詰めらていきバイトにも行けなくなり、ネットで鬱チェックなどをするとどれもほぼ万点に近い数値。
それで家からも出れなくなり、見かねた両親が近くの精神科に受診する事を決めました。
当時正常な判断力などは一切なかったです。
当然一人で外出する事もできないので親に付き添ってもらい受診しました。
自分で行ったというのではなく親に連れていってもらったと言った方が正しいなあ。



Q2:何か当時のこと(状況など)について話せるエピソードがあればお願いします。

当時は何をやっていても心が沈んで後悔するばかりで外出すらできなくなった。
布団から出る事も、髭を剃るのも、食事をするのも、排泄をするのも全てが億劫で、
話しかけられると涙が止まらなかった。生活リズムも乱れて普通の生活はできなかった。
そもそも、なんでココまで自分を追い込んでしまったかと言うと、卒業後の一人暮し、
そして向かないプログラムと言う仕事、1日中休むまもなく会社に行くということで精神が崩壊していったんだと思う。
慣れない環境で信頼できる友とも離れ皆忙しく、また相談できるような人も近くに誰も居なかった。
会社を辞める直前から入院するまでは、死ぬ事しか希望でなく毎日が地獄だった。
今でも生きてるのが不思議と思うほど当時は絶望しかなかった。
ただ自殺やリストカットを実行はできなかったが髪の毛をむしったり、指の皮膚をはいだり自傷行為は絶えなかった。
ちなみ私のいた会社では離職率も高く、元同僚でやはり同じように鬱で辞めたコも居た。



Q3:病院はどうやって探しましたか?また何故そこに決めましたか?

最初に受診した近所の精神科では半年入院が必要と言われた。
またそのときの医師が人を見下して馬鹿にしたような態度で、
「君満点に近いよ・・・」(鬱心理テストの点が)と笑いながら言われ、
当時はタダでさえ絶望して涙しか出ないのに深く傷ついた。医師に対する不信感だけが高まった。
回復と言う希望はなかった。それにその病院は患者を薬漬けにして管理するようなところだったので、
どの入院患者も人間でないように扱われていたと思う。
私は勿論の事両親もその対応が満足できない物だったので、
叔母の仕事の上の知り合いに超有名な精神科の医師がいるので、
藁にもすがる思いでその医師が勤めている千葉のS病院で再度受診することにした。
初めての受診から4日後くらいだったかな・・・その医師もはじめは信用できない思いが強かったが、
そこでも2.3ヶ月の入院が必要だと言われた。他に行く当てもないし、先の病院よりは環境もよく感じたので当日入院した。



読者の方へ何かアドバイス等やメッセージがあれば

心の病気は、怪我や骨折のように外から見えないから厄介だ。
心の風邪等ではなく立派な脳の病気なのだ。
もし死にたいとしか考えられなくなってもそれは心の病気が思わせてる事だと今は思う。
精神科に行くのが怖いのは最初は皆同じ。医師や病院も数多くありその病院・医師によって対処法なども様々。
自分にあった医師・病院を見つける事が何よりも大事だと思う。中には私が経験したような酷いところもあるのだから。
そして今貴方が心の病気で悩んでいるならこれだけは伝えたい。
きちんと通院(入院)すれば治る病気だから希望を捨てないで欲しい。
現に私は今回復しつつあるし、鬱がキッカケで自分の夢や多くの仲間と巡り会えた。
今は鬱を滅ぼすのも目標だけど、自分なり鬱という病気とに共存していこうと思っている。



himeより。takumaさんとは同業でしたが、天職をみつけられて、この春から新たな道を歩まれています。
希望を捨てないという姿勢を見習いたい。確かに医者との相性も大切だし、そんな医者と出会えるか
どうかも回復につながるポイントではあると思います。私も病院3軒目だしな。。2005/06/08